解剖学練習問題②

解剖学

この問題は衛生士と技工士の国家試験の対策の問題です。回答解説は一番下にあります。

問1:歯の発生の正しい順番はどれか

  1. 歯堤-蕾状期-帽状期-鐘状期
  2. 歯堤-帽状期-蕾状期-鐘状期
  3. 歯堤-鐘状期-帽状期-蕾状期
  4. 蕾状期-帽状期-鐘状期-歯堤

問2:歯の発生と形成物との組み合わせで正しくないのはどれか

  1. エナメル期-エナメル質
  2. 歯乳頭-セメント質
  3. 歯小囊-歯根膜
  4. 歯小囊-歯槽骨

問3:エナメル質の成長線はどれか

  1. オウエンの外形線
  2. アンドレーゼン線
  3. エブネル線
  4. レッチウス条

問4:トームスの繊維が見られるのはどれか

  1. 象牙質
  2. セメント質
  3. 歯髄
  4. エナメル質

問5:一番硬いものはどれか

  1. 歯槽骨
  2. セメント質
  3. エナメル質
  4. 象牙質

答えはこちら⬇️

答え

問1:答え1

歯の発生の過程は歯堤から始まり、蕾状期、帽状期、鐘状期、硬質織形成期、萌出期の順で行われます。

問2:答え2

エナメル期はエナメル質。歯乳頭は象牙質、歯髄組織。歯小囊はセメント質、歯根膜、固有歯槽骨。

また、エナメル期は外胚葉由来。歯乳頭と歯小囊は中胚葉由来です。

問3:答え4

オウエンの外形線、アンドレーゼン線、エブネル線は象牙質の成長線です。

エナメル質の成長線は横紋、レッチウス状、周波条、新産線です。

問4:答え1

トームスの繊維(象牙繊維)は象牙質中に残された象牙芽細胞の突起です。

問5:答え3

エナメル質は人間の身体の中で最も硬いものです。

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