歯科技工士国家試験の歯科理工学の問題です。回答解説は一番下にあります。
2019年 問1:蜜蝋を主成分とするのはどれか
- インレーワックス
- パラフィンワックス
- スティッキーワックス
- レディキャスティングワックス
2018年 問2:練和により石膏の硬化時間が延長するのはどれか
- 1%ホウ砂水溶液
- 2%硫酸カリウム水溶液
- 2%硫酸ナトリウム水溶液
- 2%塩化ナトリウム水溶液
2019年 問3:ビッカース硬度の硬さ記号はどれか
- HB
- HK
- HR
- HV
2018年 問4:原子間の結合で最も大きいものはどれか
- 金属結合
- 水素結合
- イオン結合
- ファンデルワールス力
2016年 問5:菱形の圧痕の長径で硬さを計測するのはどれか
- ヌープ硬さ試験機
- ブリネル硬さ試験機
- ビッカース硬さ試験機
- ロックウェル硬さ試験機
回答解説はこちら⬇️
問1:答え3
スティッキーワックスの主成分は蜜蝋になります。
インレーワックス、パラフィンワックス、レディキャスティングワックスの主成分はパラフィンになります。
問2:答え1
2、3、4はいずれも硬化促進剤です。
ホウ砂の他にも、でんぷん、にかわ、酢酸は硬化遅延材です。
問3:答え4
【BH】はブリネル硬さ、【HK】はヌープ硬さ、【HR】はロックウェル硬さを示します。
問4:答え3
原子間の結合の大きさは以下の通りです。
イオン結合>金属結合>水素結合>ファンデルワールス力
問5:答え1
ヌープ硬さ試験機は菱形です。ブリネル硬さ試験機は半球型、ビッカース硬さ試験機はピラミッド型、ロックウェル硬さ試験機は円錐型です。
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