小児歯科練習問題①

小児歯科学

この問題は歯科衛生士、技工士の国家試験対策の問題です。回答解説は一番下に載せてあります。

問1:スキャモンの発育曲線の組み合わせで正しくないのはどれか

  1. リンパ系型——胸腺
  2. 神経系型———–骨
  3. 一般型———–筋肉
  4. 生殖器型———睾丸

問2:ヘルマンの発育段階で第一大臼歯萌出開始期はどれか

  1. ⅠC
  2. ⅡA
  3. ⅡC
  4. ⅢA

問3:上顎乳歯の萌出順序で正しいものはどれか

  1. A-B-C-D-E
  2. A-B-D-C-E
  3. A-C-B-D-E
  4. B-A-C-D-E

問4:ターミナルプレーンで一番多く見られる型はどれか

  1. 垂直型
  2. 近心型
  3. 遠心型
  4. 側方型

問5:乳歯の特徴で正しくないものはどれか

  1. 歯冠色は青白色である
  2. 近遠心幅経は大きく、歯冠長は短い
  3. エナメル質、象牙質ともに薄い
  4. 歯髄腔が小さい

回答解説はこちら⬇️

問1:答え2

神経系型脳、脊髄が当てはまります。筋肉は一般型に含まれます。

問2:答え3

ⅠCは乳歯咬合完成前でⅠ〜3才です。

ⅡA期は乳歯咬合完成期で3〜5才です。

ⅡC期は第一大臼歯or前歯萌出開始期で5〜7才です。

ⅢA期は第一大臼歯萌出完了or前歯萌出中or萌出完了期で7〜9才です。

Aは完了、Bは側方歯群交換、Cは開始です。覚え方はCはかいしー(開始)のCと覚えればなんとかなります。ACACABCACAの順番で続くので何回か唱えればリズムで覚えられます。

問3:答え2

乳歯の萌出順序は上下顎ともにA-B-D-C-Eです。

萌出順序は⬇️の通りになります

上顎 A B D C E

下顎 A B D C E

問4:1

ターミナルプレーン垂直型>近心型>遠心型の順に多いです。側方型は存在しません。

問5:4

乳歯の歯髄腔大きいのが特徴です。

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